「お酒を減らそう」と言わない、お酒の記録アプリ
日本でお酒の記録アプリを探すと、その多くが「減らす」「やめる」「休肝日」を前提にしています。それを必要とする人にとっては、大切な機能です。けれど、べつに減らしたいわけではなく、ただ自分がどんな飲み方をしているのかを知りたい——そういう人に向けた記録アプリは、ほとんど見当たりませんでした。飲み帳は、その後者のためにつくりました。
「測る」のではなく「知る」
飲み帳がすることは、評価ではなく描写です。カレンダーには、いつ何を飲んだかが並びます。13種類のインサイトは、自分でも気づいていなかったパターンを見せます——どんなお酒のときに、どんな気分だったか。飲むときの時間帯のかたより。季節ごとの好みの移り変わり。よく頼む一杯。AIのふりかえりカードは、その日の雰囲気を短い言葉で映します。
たとえば、金曜には自然とビールが多いとか、ある季節だけ日本酒に寄るとか、よく頼む一杯が実はこれだった、とか。どれも、言われてみれば、というようなこと。それがグラフのかたちで目の前にあると、自分の飲み方が一つの景色として見えてきます。
3つの層
飲み帳には、3つの層があります。
- 記録:居酒屋やバーの定番を約45種類内蔵。ワンタップで残せて、純アルコール量は度数と量から自動で計算されます。缶やボトルはバーコードからも。
- 予測:飲んでいる最中の血中アルコール濃度の推移を、その場で。性別・体重・赤くなりやすさといった個人差を踏まえて計算します(仕組みはこちら)。
- ふりかえり:カレンダー、統計、AIのふりかえりカード、そして自分のパターンに気づける13種類のインサイト。
記録は、あとで効いてくる
一日いちにちの記録は、たまっていくほど意味を持ちます。カレンダーをひらけば、いつ飲んでいつ飲まなかったかが一目で見渡せます。AIのふりかえりは、その日の記録から雰囲気を短くまとめ、統計はそれを月や季節の単位でならべます。あとから自分でめくれる一冊の帳面——「飲み帳」という名前は、そこから来ています。
「ない」もの
飲み帳には、休肝日のカウンターも、減らすための目標設定も、その日に点数をつける仕組みもありません。多い・少ないを判定するのではなく、自分の飲み方がただ見えるようにする——それが、このアプリの立ち位置です。
どんな人に
ひとりで、自分のデータと向き合うための設計です。ランキングも、競争もありません。お酒の場に集まる人——性別を問わず、気軽に一杯を楽しむ大人——に向けて、日本で一からつくりました。
ローカルファーストなので、アカウントなしで全機能が使えます。記録はまずスマホ本体に保存され、同期は任意・国内(東京)リージョン。書き出しも、完全な削除も、いつでもできます。